IHGプラチナアンバサダーとは
IHGには他社のホテルメンバーシップと異なり、お金を払って上級会員資格を購入することができるシステムがあります。
2022年3月から新しいメンバーシップがスタートしましたが、会員資格は下記の通りとなります。
- クラブ:必要宿泊数0泊
- シルバーエリート:必要宿泊数10泊
- ゴールドエリート:必要宿泊数20泊
- プラチナエリート:必要宿泊数40泊
- ダイヤモンドエリート:必要宿泊数70泊
IHGプラチナアンバサダーは年会費200米ドルもしくは40,000ポイントで上記のプラチナエリート資格を得ることができるプログラムとなっています。
プラチナステータスの他にアンバサダー資格によって追加して得られる資格は以下の通り。
- アンバサダー専用のチェックインエリア
- ご滞在のたびに1回あたり20USドルまでのレストラン&バー クレジット
- ワンランク上の客室へのアップグレード保証
- 午後4時までのレイトチェックアウト保証
- ウィークエンド無料宿泊
更新に悩む
上位のステータスを購入できることは魅力的なことではありますが、今回は3月中が更新期限だったため悩んだ結果更新しないことにしました。
理由としては年間で200米ドルの価値が本当にあったかということです。特に現在(2022年4月)は極端な円安傾向であり更新費用が高額なことと、向こう1年有意義にこのステータスを満喫できない気がしたため。
こういったメンバーシップではあるあるですが、公式サイトよりもサードパーティー経由で予約したほうが大幅に安かったりもして、メンバーシップの恩恵を受けられないケースも散見されました。
プラチナアンバサダーとはいえ朝食が付かないことから、サードパーティー経由で朝食付きのプランがIHG会員向けの宿泊プランよりも安く販売されている場合には、そちらに流れてしまうことが多いということです。
一休.comでは見た目の価格は高く見えても、ポイントが23%付与されたりすることもあり最終的にはプラチナアンバサダーのメリットよりも魅力があるプランが売り出されたりします。
そういったこともあり今回は継続を見直そうと考えたというわけですね。
下記のように5月の週末で同じ条件で料金を検索したところ、公式サイトの方が同じクラブルームを予約した場合に約1万円高いという状況です。
ステイタス継続のための宿泊数の確保は不要のため、レイトチェックアウトを望まない場合は一休.comからの予約を選ぶと思います。
実際の宿泊実績について
ではこの1年で宿泊したIHGのプラチナアンバサダーとしてどのような特典があったか振り返ってみようと思います。
- ANAクラウンプラザ成田
- 朝食無料
- 客室2ランクアップグレード
- 14時までのレイトチェックアウト
- ANAインターコンチネンタル石垣
- ウィークエンド無料宿泊無料
- クラブインターコンチネンタルデラックスルームへ1ランクアップグレード
- 16時までのレイトチェックアウト
- ANAインターコンチネンタル東京ベイ
- スーペリアルームからリバービューへの1ランクアップグレード(和ラウンジ利用)
- 16時までのレイトチェックアウト
- ANAインターコンチネンタル東京
- 満室のためアップグレード不可に伴いリワーズクラブ ポイント10,000ポイント付与
- 16時までのレイトチェックアウト
IHGから継続の延長キャンペーンの案内が
結局は更新しないということに決定し気付けば更新期限の3月末を超えていました。そして忘れたころにIHGから『お客様だけに:15,000ボーナスポイント獲得のチャンスが、もう1か月。』というメールが届きました。
IHGアンバサダーは更新すると15,000ポイントがもらえます。この15,000ポイントというのはホリデイインやクラウンプラザも含めて国内の無料宿泊には使えるほどのポイントではありません。
しかし、4泊ですが1年で宿泊しているのである程度のポイントも溜まっているため、その“足し”にするには貴重なポイントといえそうです。
上記4滞在で何よりもありがたかったのは16時までのレイトチェックアウトの確約でした(クラウンプラザ成田は14時まで)。これに関しては14時までを付与してくれるホテルもありますが、16時となるとかなりゆっくりと過ごすことができます。
過去の良いイメージもあり、更新期間が1か月延長されたこと、そしてポイントが付与されることを考慮し、結局は1年更新することにしました。
また今後も滞在してみてどのような特典があったのかを記事にしてみたいと思います。
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