【2021年11月】ハイアットセントリック銀座 宿泊記 残念な朝食・・

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2021年11月、新型コロナウィルスによる非常事態宣言も解除となり街に人も多くなってきました。飲食店も通常営業に戻り、観光地にも客足が戻ってきています。

コロナ禍ではインバウンド需要も無くなり、都内のホテルも休業や営業縮小を余儀なくされたホテルも数多くありましたがここにきて稼働率も上がってきている影響もあり、売りに出されている客室の価格も上昇傾向になってきている印象。

今回は過去に一度宿泊したことがある、ハイアットセントリック銀座に1泊してきました。

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ハイアットセントリック銀座

このホテルが位置しているのは銀座6丁目の並木通り沿いにある、2017年に竣工された『東京銀座朝日ビルディング』内です。1階、2階はメゾネットタイプの店舗となっており、時計好きにはお馴染みのロレックスブティック レキシア 銀座並木通り本店も入居しています。

3階にオールディダイニングとバー『NAMIKI667』が入っており、別のフロアには飲食店はありません。以前利用した際には朝食のビュッフェもこちらのレストランで提供されていましたが、今回訪問した際にはビュッフェは中止、朝食はルームサービスにて対応とのことでした。

ロビー階からは吹き抜けになっている『NAMIKI667』を見下ろすことができ、宿泊者が自由に利用できるソファや作業用のデスクが置いている大きなスペースがあります。チェックインはカウンターで立って行うことになりますが、同行者が手続きを待つスペースとしても利用可能。客室へのエレベーターはカードキーによるセキュリティが掛かっています。

予約はダイナースクラブプレミアム旅行デスクから

今回予約をしたのは、ダイナースクラブのプレミアム旅行デスクから。

ダイナースクラブのキャンペーンで『ハイアット ホテルズアンド リゾーツプレミアムカード限定特別優待』というキャンペーンがあり、世界中のハイアットホテルの優待が受けられるプランがあります。

プレミアムカードの特別優待として受けられる優待は2連泊以上で下記の通り。

  • アーリーチェックイン
  • お部屋のアップグレード
  • 朝食のご提供(2名様まで、フルブレックファスト)
  • Welcome Amenity

連泊しない場合ではプレミアムカード以外のメンバーと同じ、

  • 朝食のご提供(2名様まで、フルブレックファスト)

上記のみの特典に。

今回は1泊だったため朝食の提供のみのサービスに。プレミアム旅行デスクからの予約は、“ワールドオブハイアット”の宿泊実績とポイント加算対象になるとのことで、今回は自分のアカウントにも紐づけをお願いしました。

価格については“ご予約時のベストアベイラブルレート”が適用となり、今回はハイアットの“通常料金”23,000円(税金・サービス料・宿泊税別)がそれに該当したため、総額は29,495円(税金・サービス料・宿泊税込)となりました。

直接予約の“ベッド&ブレックファスト”が30,000円++だったことを考えるとお得に利用できたという印象です。

ダブルルーム

今回の予約は一番リーズナブルなダブルルームを予約しました。自分自身がハイアットの上級ステータスではないことや、上記の優待プランにアップグレード特典はないため予約通りの部屋に。上層階希望としているため、最上階の12階の部屋がアサインされました。

客室は35㎡とのことですが、数字で見るよりも広く感じる印象です。大きな浴槽はありますが洗面室が独立していないこともありその分スペースが有効活用されているのかもしれません。体感的にはグランドハイアット東京の42㎡の客室よりも閉塞感もなく開放的で広い印象。

インテリアに関してはあまり上質ではないと見受けられますが、清掃も行き届いており明るく過ごしやすい雰囲気でアメニティも過不足なく揃っています。ここのホテルの良いところとしては、客室にミネラルウォーターが予め6本セットしてあること。備え付けのネスプレッソでコーヒーを飲んだりお茶を飲んだり、この時期乾燥していたため水を多く飲んだりもしたためこれは非常に助かりました。

また、バスルームの水勢が良く大きめの浴槽にもお湯が早く溜まるのも好印象。よく考えられたレイアウトでバスルームもとても広くて脚を伸ばしてお湯に浸かれます。天井からのシャワーはありませんが、あれは操作を間違うと冷たい水を頭から浴びてしまうこともあり、個人的にはヒヤヒヤしてしまう設備なので個人的には無くてもOKと思っています。

会員向けのリフレッシュメントが新設

ロビーフロアにワールドオブハイアット会員向けに簡単なリフレッシュメントが用意されていました。これは24時間利用できるもので、スナック菓子やミネラルウォーター、冷蔵庫にジュースが入っており会員であればその場で飲食したり部屋に持ち帰ることができます。

お菓子としては懐かしい駄菓子がメインであり、行ったときには餅太郎にアスパラガスビスケット、次の日にはキャベツ太郎にうまい棒というラインナップ。冷蔵庫の中にはパックのリンゴジュースと小さいジンジャーエールがありました。冷えた水も用意されておりこれは嬉しかったです。あとは新聞各誌。ありがたくお菓子とジュースを頂きました。

朝食はルームサービスで対応

前回は2021年7月に宿泊しましたがその際は朝食は 『NAMIKI667』でのビュッフェが提供されていました。その際は品数も少なく欠けているメニューも多数。何より働いているスタッフのやる気が全く感じられずに私語も多くかなり残念な印象でした。 ホテルの朝食なので2名で約10,000円の出費だったため次回は別のお店で朝食を食べようかとも思っていましたが今回は朝食が付いていたのでホテルで食べることに。(テラスで食事ができたのは最高でした)

7月に宿泊した際にはバルコニーで朝食を食べました。外で食べる食事は美味しいですね。

今回は全てルームサービスにて対応とのことで、チェックインの際に下記のメニュー表が渡されました。

セットメニュー形式になっておりますが、どのカテゴリーからいくつ選んでも良いとのことでビュッフェのように対応してくださるとのこと。前日の予約もでき、当日は少し時間が掛かるとのことでしたが前日夜にはメニューも時間も決めきれず朝に注文しました。

残念な朝食

どうやら各客室に個別に対応する必要があるため、ルームサービスには電話もなかなか繋がらずに後ろでも相当バタバタとしているような音も聞こえておりレストランはとても混乱しているようにも見受けられました。注文してから届くまでの目安は50分程とのことで、届いた朝食も注文したものが全てそろっていない状態で届けられるなどミスも見受けられました。

2人分を注文しましたが、卵料理等すっかり忘れられていた様子。

味に関しては正直特筆するものはなく、自信があるとのことだったココナッツフレンチトーストはまずまずだったかったかなという印象。ごはん・味噌汁セットというものを頼んだところ、ごはんが鉄製のポットに入って出てきました。しかしこのポットは日ごろはカレーを入れている容器のようで、器からカレーの匂いがしてくるという状態。鉄製の容器は洗浄が難しいからなのかもしれませんが、ちゃんと洗浄しているのか不安な気持ちにもなりました。

この価格帯のホテルですので朝食一人当たりの料金は5000円程ですが、おそらく都内の同価格帯のホテルでは残念ながら最底レベルと言えるかもしれません。次回は外の喫茶店で食べることにします。

まとめ

このホテルの圧倒的な魅力は何といってもその立地の良さではないでしょうか。銀座の真ん中にはそれまではホテルがあまりなく、国際ブランドの強みがあるハイアットに宿泊できるというのは代えがたいものがあります。

まだまだコロナ禍から通常営業への移行期間ということでホテルも色々と模索中という印象を受けました。滞在自体はとても良いものとなり、このロケーションであればまた利用したいと思いました。

ただただ残念なのは朝食で、比較するのも酷な話ですが8月に利用したパークハイアット東京ではコロナ以前とほぼ変わらない朝食ビュッフェがジランドールで展開されており、ルームサービスの朝食もコロナ以前と全く変わっていないメニューが提供されていた模様。

人員やカテゴリーも違うために直接比較はできませんが、その辺りはもう少し頑張ってほしいと思います。それ以外はとても快適な滞在となりました。銀座での買い物やビジネスをメインに滞在するのであればとても魅力的なホテルだと思います。

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