車内は音楽を楽しめる貴重な空間
ドライブ中にどのような音楽を聴くか・・、ドライブ好きならお気に入りの1枚のようなアルバムがあると思います。最近の車はメディアスロットそのものが無くなっているので『アルバム』を車内に持ち込んで聴くことも物理的にできなくなったという方も多いでしょう。
フェラーリやランボルギーニのような官能的なエキゾーストノートの車を所有されていれば、それを聴いてドライブするから音楽は聴かないともなりますよね。
仕事で運転される方は交通情報を聴くためにも地域のラジオ局にチューニングを合わせるということも多いと思います。
聴く音楽もマンネリになってきたとか、気になる異性とドライブデートの約束を取り付けたけど、どんなドライブミュージックを流せば良いか分からないという方に自分の今までのドライブミュージックの遍歴と、今最もオススメしたいアルバムをご紹介します。
“美メロ”で運転の邪魔にならない音楽を探す
さて、自分の中で一つの大きな音楽との出会いはDaishi Dance という札幌を拠点といていたミュージシャンのアルバムを聴いたことです。出会ったのは2010年頃だと思いますが、哀愁系ハウスミュージックといったジャンルであり四つ打ちをベースとしながらも、美しいピアノやストリングスがとても心地よくドライブには最適だったわけです。『the P.I.A.N.O. set』『MELODIES MELODIES』に続き、『Spectacle.』では中島美嘉との協演も果たしています。
その後は世界的な流れもあり、EDM色が強い作品に傾倒していき元々好きだった“美メロ”とは大きく異なる路線に変更したため、新作を追いかけることは無くなってしまいました。
ビートが無い作品として発売された、『beatlessBEST… Mellow Relaxation.』はDaishi Dance の美しいメロディラインが楽しめるオススメの1枚ですね。
re:plusとの出会い
その後様々な音楽を聴いてきましたが、ふと出会ったのが静岡県沼津市を拠点としているre:plusというアーティストの『Everlasting Truth』という曲。iTunes Hip Hopトラック・チャート1位を獲得したという楽曲ですが、「これがHip Hopなの？」というようなメロディです。まさに自分が求めていた“美メロ”の定義に合致した音楽との出会いでした。
IN YA MELLOW TONEシリーズ
そこから、コンピレーションアルバムの『IN YA MELLOW TONE』を聴くようになったのですが、コンピレーションなので今まで全然知らなかったアーティストを知るきっかけともなり、その後はそこで気になったアーティストを追いかけることにもなり広く音楽の視野が広がったという経験になりました。
re:plus以外にもRobert de Boron、Hidetake Takayamaなどお気に入りのアーティストも増え、音楽の幅が広がったという感じです。
『IN YA MELLOW TONE』シリーズ15作まで発表されていますが、途中にTSUTAYA限定版だったりスピンオフ版も含めて数多くの作品が発売されています。
“夜のドライブに最適”のような書かれ方をしていることも多いですが、昼間のドライブで聴くにも十分オススメできるアルバムですね。
ドライブデートにもこの1枚があればOK
IN YA MELLOW TONEの10周年記念に発売された『IN YA MELLOW TONE – GOON TRAX 10th Anniversary Best』はまさにこの世界観の真骨頂であり、1枚はボーカルあり、もう1枚はボーカルなしといった形で構成されています。
車で聴くにはとても良い1枚なので、何か新しいアルバムが無いかなと思っている方にはとてもオススメできるアルバムです。
ボリュームを小さめに流していれば運転の邪魔にもならず、少し大きめに流せばとてもテンポよく運転することもできます。そして個人的な見解ですが、このアルバムは非常に“女子ウケ”が良い。ドライブ前にキッチリ洗車と車内の掃除を行い、心地よい音楽を流せば良い結果に間違いなくつながると思います。
ところで、毎年1枚リリースされてきたIN YA MELLOW TONEですが2019年のIN YA MELLOW TONE15から新作が発表されていません。新しいアルバムを待ち望んでいるで早くリリースの吉報が聞きたいですね。
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