キレイ目に着こなしたいシェルジャケット デサントオルテライン クレアスのレビュー

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中間期は洋服選びが難しい

東京の桜も満開となりいよいよ春の本格的な訪れを感じる季節となりました。

長かった冬の寒さからようやく解放されて、ファッションもだんだんと春めいていく楽しい季節でもあります。

しかし、朝晩の気温は依然として低く寒暖の差が1日の間で大きい季節でもありますよね。そして“春の嵐”とも言われるような強風や、一転寒の戻りで真冬のような気温になることもあります。

そんな時に非常に役に立つアウターを購入しました。

デサントのオルテラインというシリーズの“クレアス”というハードシェルジャケットです。

デサントのオルテラインとは

オルテラインとは『allと、地形という意味のterrainを組み合わせた造語』ということで、車好きにはお馴染みのオールテレーンタイヤと同じ語源のシリーズということになります。訳すと“全地形型”ということになり、季節や天候に左右されない万能なラインということでしょうか。

ちなみにこのオルテラインシリーズのダウンジャケットは“水沢ダウン”と言われている商品で、毎年セレクトショップでも扱いがある人気の国産ダウンジャケットです。

そのオルテラインのハードシェルジャケットの1つが今回ご紹介するクレアスなのですね。

高性能な生地と特徴

対水圧

素材はSAITOS MATFLEX 3Lという素材でできており、対水圧は20,000mmという性能です。これがどれぐらいの性能かというと、JIS規格で“レインウェア”と認められるのは対水圧2,000mm以上とのことでその10倍以上の性能を持っているということですね。一般的には暴風に耐えられるもの、過酷な状況に耐えうる登山用のレインウェアが対水圧20,000mm以上とのことで、それぐらい高性能な生地を使用しているということになります。

対水圧が高いということは水が入ってこないような雨合羽のようなものを想像しがちですが、雨合羽は水に強い代わりに空気を通さないためこもった湿度は外に出せない特性もあります。

対水圧は20,000mm、透湿度は10,000g/㎡/24hの記載

透湿度

この点このSAITOS MATFLEX 3Lは透湿性が10,000g/㎡/24hrあります。それがどのくらいの数値かというと、「透湿度」とは、生地1㎡あたり、24時間で何gの水分を透過した(外に出す)かを示した数値。衣服内の水滴にならない蒸気状態の汗を、生地が透過させる(外に出す)度合いを表します。例えば、透湿度10,000g/㎡/24hであれば、1日(24h)で1平方メートルあたり、10,000g(10kg)の水蒸気の汗を透過する(外に出す)能力があるということになります(ブリヂストンHPより)。

蒸れにくさは5,000~8,000g以上必要とのことで、これについても充分な数値を記録しています。

フロントジップは2列になっていてその間はメッシュになっています。着用していて熱がこもってきたと感じた時は外側のジップを使用することによって通気性を確保することができますし、両脇の下にはジッパーが付いているため、そこを開けることによって熱がこもりやすい脇の下の熱を排出できる仕様となっています。その点は非常に高機能だなと感じることができます。また、両胸には止水ジップがついたポケットが2つ付いています。

センターは2列のジップでセンターはメッシュ
脇の下にもベンチレーション機能がある

サイズ感

衣類を購入する際には試着がマストかとは思いますが、コロナ禍でなかなか買い物に行きづらいと考えている方も多いと思います。参考までに実際に私の体型と実際に購入したサイズを記したいと思います。

身長が183cm、体重73kgの私が購入したのはLサイズです。ネット通販のレビュー等を見るクレアスは小さめにできている商品のように思えますが個人的にはそこまで小さくはないという印象。実際にLサイズとOサイズを交互に何度か試着してみましたが、正直『どちらでもおかしくない』という見え方でした。

Oサイズになると袖が長い印象があり、着ていると手のひらに袖が干渉して違和感があると感じたのでLサイズに決めました。表題の通りキレイ目に着こなしたいということもあり見た目にスッキリとしていたことも影響しています。あとは好みの問題もありますのでジャストに着たい、オーバーサイズに着こなしたい等でサイズ選びも変わりそうです。ですのでジャスト目に着たい場合は“いつも選んでいる服のサイズと同じ”で問題ないと思います。インナーには分厚いスエットやフーディー、ニットは想定しておらず、シャツや薄手のニットを想定して選びました。

大人が着れるデザイン

このようなシェルは“マウンテンパーカー”と呼ばれるアウトドア向けの商品が多いように思います。例えば自分も以前購入を検討していたノースフェイスのクライムライトジャケットという商品はまさにアウトドアからストリートまでカバーできる高機能なアウターです。しかし、30代も後半になってくると胸に付いているアウトドアブランドのロゴがどうにも抵抗があり、例えば革靴を合わせたコーディネートだったりセンタークリースが入っているパンツのコーディネートにはサッパリ合わないということが考えられますよね。高機能アウターはどうしてもアウトドア傾向が強くなりがちですので、このデサントオルテラインの細身でシンプルなデザインは“ありそうでなかった”ものと言えるのではないでしょうか。

胸のアウトドアブランドのロゴが不要と思える時も・・

この“クレアス”の価格は税込みで59,400円と決して安くはありませんが、春や秋の中間期や荒天時、冬場でもインナーダウン等を着込めば車移動であれば使える汎用性の高さも魅力的だと思います。



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