何度かお届けしているバンコクのホテルやレストランですが、今まではスクンビットエリアを中心に綴っててきました。
観光やBTS等の足も便利であることから観光にはスクンビットエリアにホテルを取って、ターミナル21を始めとするお土産も買えてゴハンも食べられるショッピングモールにすぐアクセスできるのはとても便利です。
時間に余裕があればリバーサイドが絶対おすすめ
短い期間でバンコクを楽しむにはスクンビットは最高のロケーションですが、やはりチャオプラヤー川を眺めるリバーサイドのホテルに泊まるのもバンコクを旅する醍醐味の一つでもあります。
その中でもマンダリンオリエンタルホテルバンコクはバンコクでも屈指のホテルであり、歴史も含めてナンバーワンのラグジュアリーホテルです。2010年に公開された辻仁成原作、中山美穂主演の「サヨナライツカ」の舞台になったホテルとして御存じの方も多いと思いのではないでしょうか。
こちらはやはり1泊安くても18,000バーツ(約65,000円:1バーツ3.6円)とのことで、バンコクでも頭一つ飛びぬけた価格となっています。
宿泊はしていませんがこちらのホテルで飲んだレモングラスティーはとても美味しく、市内にある“マンダリンオリエンタルショップ”で販売されている茶葉は高いですがお土産にもオススメです。
ちなみに日本橋にもある“マンダリンオリエンタルホテル”は、イギリス系の会社が香港に開業した“マンダリンホテル”がバンコクのオリエンタルホテルを買収して“マンダリンオリエンタル”になったという歴史がありますね。余談ですが、タイ語で「ロンレーム オーリエンテン」と言えば誰しもマンダリンオリエンタルバンコクだと理解してもらえます。(タクシーに乗るとき便利)
シャングリラウィング ホライゾンクラブルーム
さて、ここでは2019年にシャングリラバンコクに宿泊をした際のレビューを書いてみたいと思います。
当時も時間が取れず短期でしかバンコクに行くことができませんでしたが、いつもはスクンビットに滞在することが多かったため、一度はリバーサイドに泊まってみたかったということからシャングリラバンコクを予約しました。
シャングリラバンコクは、シャングリラウィングとクルンテープウィングに分かれている2棟建てのホテルです。
クルンテープウィングはスモールラグジュアリーホテルを体現しており、所謂全室クラブフロアとなっておりラウンジでアフタヌーンティーからカクテルタイムまで楽しめる大人の棟です。BTSのサパンタクシン駅にも近く、シャングリラウィングよりもBTSの足も良いことから公式サイトからクルンテープウィングを予約しました。
その後、ホテルの日本人スタッフの方からメールを頂き、どうやらクルンテープウィングの空き室が無いため、シャングリラウィングに移ってほしいとの依頼があったのです。
団体旅行客がクルンテープウィングにはいないことを始めとして、静かに過ごしたいとのニーズがありましたが、シャングリラウィングのホライゾンクラブルームへの振り替えとのことで了承しました。
スワンナプーム空港からホテルまで
空港からはホテルに事前に頼んでいたホテルカーでホテルに向かいました。こちらも定番のメルセデスのS300h(約3,500THB)だったと思います。ホテルに着いた際には日本人のやり取りしていた女性スタッフの方とマネージャーの方がお出迎えしてくださいました。滞在中はこの日本人女性スタッフにはとても良くしてもらった印象です。
チェックインはスムーズ客室で行い、バルコニーが付いた窓からは対岸のペニンシュラや、アイコンサイアムが眺められて良い眺望の部屋でした。リバーサイドという立地もあり、船着き場からアイコンサイアムに行ける船も出ているようですね(要確認)。嬉しいバルコニー付きの客室でもあり、キンキンに冷えたホテルの部屋にバンコクの街の空気も入れることができました。バスルームもビューバスであり、のんびり過ごすことができました。
ゴールデンサークル ジェイド会員のおかげ?
どうやら角部屋の良いお部屋にアップグレードして頂いたようで、これはクレジットカードに付与されたゴールデンサークルのジェイド会員だったからということかもしれません。
カクテルタイムにラウンジに行きましたファラン(西洋人)が多く、どうやら国際会議がこのホテルで行われていたようで首からお揃いのパスを下げていた人たちばかりでした。ホテル自体の雰囲気も街中のホテルとは一線を画したラグジュアリー感もありました。また、徒歩圏にロビンソンデパートという大型のスーパーマーケットがありますので、お土産を買ったり飲み物を買ったりするには便利なロケーションでした。
ちなみにバンコクのホテルにありがちな、日本人を始めとした旅行者が現地の女性を連れてホテル内を歩いている光景を見ることがあります。目を背けたくなる光景ですがこのホテルではそのような光景を目にすることはありませんでしたので、ご家族連れにも良いのかも。
朝食
こちらの朝食は和洋折衷で様々な料理がビュッフェ台に並べられており、日本食が恋しくなっても日本食に出会えるような品揃えでした。インサイドとアウトサイドが選べて、滞在時は折角なので外で朝食を頂くことにしました、眼前のチャオプラヤ川とペニンシュラホテルを眺めながらの朝食はとても美味しく、都会にいながらのリゾート感を思う存分味わうことができましたね。
マンダリンオリエンタルはなかなかの高額ですし、ペニンシュラは交通手段が船とタクシーのみになってしますこともあり、BTSの駅からも近くリバーサイドの雰囲気も存分に味わえるシャングリラバンコクは観光にもとても便利でオススメできるホテルだと思います。
ちなみに宿泊料金は、1泊9,000バーツ程(リムジンは別途)だったと記憶していますので、マンダリンオリエンタルの約半額ということでした。それでも非常に満足のいくステイになりましたので、リバーサイドのホテルを検討している方には選択肢の1つとしてとてもオススメできるホテルだと思います。
バンコク旅行でリーズナブルにリバーサイドのホテルを味わってみたいという方には100%オススメできるホテルでした。
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