【レビュー】日本製セイコー5 SNKL41J1

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セイコー5とは

機械式時計のエントリーモデルとして、今も昔も変わらないモデルとしてセイコー5があります。

その歴史は1963年に始まったものであり、“5”が意味するものは「切れないゼンマイ」「デイデイト機能」「自動巻き」「耐震性」「防水性」の5項目に由来するものとも言われています。

こういった現在でも高機能な腕時計は一世を風靡したものの、セイコーが自社で開発したクオーツ時計に駆逐されてしまい、日本での販売が終了してしまったというのは皮肉な話でもありますね。

一方海外ではクオーツ時計を購入しても電池切れになってしまった場合に新しい電池が調達できないとの理由で自動巻時計が重宝されており、今に至るまで販売が続けられています。

海外生産のものもあれば未だに国内生産をしているモデルもあり、今回は日本製の「SNKL41J1」を入手しましたので、雑感を書いてみようと思います。

膨大な種類があるセイコー5

現在販売中の逆輸入盤のセイコー5は取り扱い店舗によって数多くのモデルが存在しており、ミリタリー調のものやダイバー風のもの、今回購入したようなクラシックな顔をしているモデルもあります。

今回なぜセイコー5を購入したかというと、日常愛用していロレックスのエクスプローラーが不調で修理に出すことになったからです。大径の時計や重い時計ではなく、将来的にベルトで遊べるような手ごろな時計が欲しかったというのが理由。

オリエントやセイコー5でもミリタリーのモデル等を見ていたのですが42mmモデル等が多くいまいちしっくりこなかったときにこのモデルを見つけたというわけです。

手にしてみた感想

実際手元に届いた時計を眺めてみると、ベルトの仕上げはかなり安っぽいところはありますが全体的には1万円そこそこの時計には見えず、なかなかに高級感がある時計に見えます。

ケースについてはサテンとポリッシュが上手く使い分けれられており、グランドセイコーで表現されている“セイコースタイル”の潮流を汲んでるようですね。ケースサイズも37mmと非常に使いやすいものとなっています。残念な点としては、ケースのエッジ全く立っておらず全体的にぼやけた雰囲気になっていることでしょうか。この点は価格を考えれば仕方ないとは思いますけどね。

日本製の商品にはバックルに「JAPAN」と記載されるようですね

文字盤はサンレイ仕上げで光が放射状に見える点については高級感があるように思えます。針とインデックスにはささやかながら夜光が付いており、夜間の時間の確認も一応できる仕様となっていますね。

背面はスケルトンになっており、内部の7S26ムーブメントが動いている様子が見えます。これは安価とはいえセイコー5の偽物が海外で生産されていることがあり、中身がセイコー製だと分かるようにしているという説があるようです。

曜日表記については購入したものは英語とアラビア語のどちらかを選択することができます。最初はこの選択するという意味が分からなかったのですが、ディスクの絵を見て納得しました。

こちらのブログに丁寧に分解画像が記載されていますが、中側の曜日のディスクは2コマ分回るということで英語と他の言語が選択できるというわけなんですね。

セイコー5はオススメできる時計なのか

さて、この時計を入手してからまだ2日しか経っていませんが、買って良かったと思える時計でした。そして数日前にグランドセイコーの正規店でグランドセイコーを見せてもらいその仕上げの良さに驚いたものですが、価格差を考えればこれで充分かもという気もしています。時計というものは今が欲しくてもまた時間が経つと欲しくなったりもするので考えも変わると思いますが、この時計1本あれば仕事からプライベートまでこなすことは可能でしょう。

今後は以前から気になっていたパーロンストラップやNATOベルトに付け替えて使ってみたいと思います。

機械時計初心者の方にも当然オススメではありますが、日頃スイス製の機械式時計を愛用している人に是非使ってみてほしいなと思いました。1万円程度で購入できる機械式時計の中ではセイコー5は圧倒的だと思えますね。実は別のモデルがもうすでに1本欲しくなっています(笑)


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