AMEXゴールドカードを作ってみた
クレジットカードの世界はとても奥が深いです。
書店に行っても必ず1冊はクレジットカード特集の雑誌を見かけることが多く、こだわってる人は徹底的にこだわり、こだわらない人は全くこだわらないというジャンルの1つですよね。
自分も20代中盤まではメインバンクのキャッシュカードにクレジット機能が付いたカードを何も考えずに使ってました。
その後、当時の超円高で海外通販をよく利用していた際にトラブルがあり、キャッシュカードの提携先のクレジットカード会社の対応が非常に悪かったと感じて“ちゃんとしたカード”を作りたいと思ったのがきっかけでクレジットカードを調べるようになりました。
その時はビジュアルのカッコ良さやイメージの良さで最初にAMEXのゴールドカードを作り、11年経ちましたが未だに所有しています。
ダイナースクラブカードに興味を持ってから取得まで
当時クレジットカードを色々と調べていくなかで必ずと言っていい程、良いことも悪いことも書かれて注目度が高かったのがダイナースクラブでした。確か入会資格が27歳以上との記載があったことを覚えていますが、どうやらそれ以前はもっと厳しい審査基準だったようですね。
実際に26歳の時に申し込みをして見事に“落選”という結果でした。
この落選によってクレジットカード熱が一気に燃え上がり、クレファンというサイトを参考にしたりインターネットで様々な情報収集を続けていきました。
クレジットカードを短期間に複数申し込むのは良くないとか、クレジットヒストリーを磨く大切さを学んだりしながら諸先輩方の上位カードのインビテーション報告などを見て勉強していました。その後は信用情報の開示をCICの窓口に行って確認したりもした記憶があります。
その落選から約1年後に再度意を決して申し込みを行ったところ、見事に審査中のメールから合格の通知が来たときは飛び上がるくらい嬉しかったのはいまだに忘れられませんね。
ダイナースプレミアムを目指す
初めてのダイナースクラブカードが手元に届いたときはネットの画面で見る券面よりも実際の券面の方がキラキラとしていてすごく奇麗だった印象があります。そして、その後は言わずもがなで“プレミアムカード”の取得を目指すことになりました。
当時はセンチュリオンカードは別格として、次に続くツートップはダイナースプレミアムとAMEXプラチナでしたね。ダイナースクラブとAMEXゴールドの両方を所有した僕は、悩むことなくダイナースプレミアムを目指すべく日々ネットで「いくら使えば良いか」「どこで使えば良いか」を研究していました。20代の会社員でしたから当然使える金額も限られており、“1年で1千万円が基準”とか“コンビニやディスカウントショップで使うと評価が下がる”“提携サービスやポイントをユニセフに寄付するのが良い”みたいな本当かウソか分からないような記事を見ては一喜一憂していた若かれし頃でした。
プレミアムカードを目指すといっても当然高級ホテルやデパート、高級レストランを日常使いにはできる立場でもなかったので、ネット通販の引き落としに使ったり日々の生活での支払いをダイナースにまとめていくようにしていましたが、プレミアムカードを目指すことはすっかり忘れていて現金払いからキャッシュレス生活のようになっていきました。使う金額も1回数百円から多くて数万円というもので、港の噂ではとてもプレミアムカードに相応しくない属性だったのです。
突然のインビテーション
そんなある日、サイトが非常に使いにくく申し込みの方法が分からなかったETCカードを発行してもらおうとデスクに初めて電話を入れました。丁寧に対応してもらいこれでETCカードが使えるなと思った矢先、オペレーターの方から「〇〇様、プレミアムカードにご興味はありませんか?」との突然の申し出が。基本は郵送でのインビテーションですが、極稀に電話をした際に口頭で招待を受けることもあるという記事を見ていたので『まさか!』という気持ちで混乱しました。とりあえずは「少し考えたいので資料を郵送していただけますか?」と伝えたところ「かしこまりました」という回答の数日後、自宅のポストにネットでしか見たことがなかった分厚いインビテーションが入っていたわけです。29歳の出来事でした。
メインカードとしてしっかりと使い続け、遅滞なく引き落としできていれば誰でも1年くらいでインビテーションは来るのではないでしょうか。8年経った今でもダイナースプレミアムカードを愛用し続けています。レビューはまた別の記事にまとめたいと思います。
一度否決されてからの合格、その後約1年でネットで噂されていた条件・属性に全く合致しない20代でのプレミアムカードへのインビテーションという非常に貴重な経験をさせてもらいました。サービスの改悪や年会費の値上げもあり、ダウングレードを毎年検討してますがつい毎年更新してしまう魅力的なカードです。
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