ロレックスの今と昔

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時計
Rolex Dubai boutique
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最近ロレックスのプレミア価格の上昇に歯止めが掛からない状況です。

リーマンショックで一度大きく価格が下がりましたが、その後はプロフェッショナルモデルを中心にどんどん値上がりが続いてます。2013年に特徴的な青黒ベゼルを搭載したGMTマスターⅡ(ref.116710BLNR)、2016年にバーゼルワールドで現行デイトナ(ref.116500LN)が発表されたり、新型グリーンサブマリーナ“ハルク”の人気も現在まで続いています。

僕のロレックス履歴としては、2004年にエクスプローラーⅠ(ref.114270)、2012年にデイトナ(ref.116520)、その後にシードゥエラー(ref.16600)を購入しています。

購入先は全て同じ百貨店の時計売り場です。エクスプローラーⅠはもちろんドラマ『ラブジェネレーション』で木村拓哉氏が着用していた姿に影響されて欲しくなったという流れでした。当時エクスプローラーⅠの人気はすさまじく、定価36万円前後でしたが50万円~60万円程が市場価格だったと思います。

並行店では買いたくなかったため、結局見つけるまで約2年デパートに通って見つけた時にはものすごい達成感がありましたね。まだ当時はデパートの時計売り場のケースの一部にロレックスコーナーがあり販売している頃でした。今でいうところの“ロレックスマラソン”をやっていたということになりますね。

デイトナに関してはその後何人かの店員さんと仲良くなった後にお店に顔を出したところ、「今日はデイトナが入ってますけど見ますか?」と小声で教えてもらい購入に至りました。今では信じられないことですが、黒と白が1本ずつあり交互に鏡の前で試着を繰り返し、当時も黒が人気でしたが自分には白が似合うと思い白を購入しました。今考えれば「2本とも買っておけば良かった~!」という状況でしたね。やはり当時から布を被せて他のお客さんには見えないように、ある程度売り先のお客さんを選んでいるように思えました。

その後シードゥエラーも購入しましたが、その後は時計に対する情熱も冷めてきてなかなか時計店に足を運ぶこともなくなっていました。ロレックスコーナーからロレックス専用の什器やスタッフも皆同じスーツとタイを着用するロレックスブティックになり、ロレックスが実用時計から高級腕時計へと移行していくタイミングだったと思います。

時計好きの人と話すと、「昔サブマリーナを中野の20万円で買った」とか、「GMTマスターⅡはスポーツモデルで一番不人気だった」等と必ず思い出話になり盛り上がります。確かに2002年頃の記憶では新品のGMTマスターⅡは298,000円、サブマリーナデイトが348,000円程度だったと記憶しています。

ロレックスの定価も当時から倍くらいに上がっていて、昔はサラリーマンがボーナスや貯金をちょっと頑張って買える金額から一般人にはなかなか手が届かない高嶺の花になってしまったのは少し残念な気にもなりますし転売目的や投機目的で探している人も多いため、欲しい人になかなか行き渡らないのも良いことだとは思えません。

品薄商法により消費者心理を煽ってブランド力を高めることは一概に否定はできませんが、この状況はいつまで続くんでしょうね。毎日同じ質問ばかり受けるスタッフさんも気の毒ですし、無い前提で“マラソン”を続ける消費者も消耗してしていく一方かなと。

でも、、オメガや他のメーカーのようにプロフェッショナルモデルがいつでも正規店に並ぶようになったら“ランナー”の熱意はどうなってしまうんだろうとも考えてみたり。

今ロレックスでは特に欲しいモデルは無くこの状況を静観している状況ですが、4月の新作発表を心待ちにしている自分がいることも確かです。やはり時計業界の話題の中心はやはりロレックスになりますからね。

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