前回記事にしたホテルオークラ福岡の宿泊レビューに続き、今回はオークラ福岡で食べたものをレビューしていこうと思います。
朝食ビュッフェ(カメリア)
朝食は1階のオールデイダイニングのカメリアで食べられます。内容としてはビュッフェか山里の和朝食の2種類からの選択制。ちなみに日曜の朝は宿泊客が多いこともあるのか、ビュッフェはカメリアで、和朝食は2階の山里でと食事内容によって会場も分けているようでした。
今回は2泊でしたので1回目の朝食はビュッフェ、翌日は和朝食を選択。
前回宿泊したキャピトル東急はビュッフェはまだ再開されておらずセットメニューでの提供でしたが、こちらはビュッフェを展開しており好感が持てました。
当然のことながらビュッフェ台の周辺はマスクと手袋着用。エッグステーションではオムレツを作ってくれるのですが、今回は博多オムレツという明太子が入ったオムレツを注文。ビュッフェ台にはご当地の名物として、豚骨ラーメンや水炊きも並んでおり見た限りではかなり朝食に力を入れているイメージでした。
他にはオークラ名物のフレンチトーストが1口大の大きさで提供されており、大きさもちょうどよく美味しく頂きました。普段朝食を食べないのであまり良い写真は撮れませんでしたが、パンケーキとデニッシュは非常に美味しかったです。それまで利用していたクラウンプラザと比較しても非常に魅力的な内容で『さすがオークラ』といった内容でしたね。
和朝食(山里)
翌日の朝は和朝食を前日と同じカメリヤにて選択。
ご飯かお粥が選べますが、今回はお粥にしました。内容はこれといって特筆するような内容ではありませんでしたが、よく出汁が利いた味噌汁が朝の身体にすごく染みて美味しかったです。煮物や焼き魚についてもしっかりしたホテルメイドの和食の味付けとなっており、外注のお惣菜詰め合わせのような朝食を出すホテルとは一線を画す仕上がり。山里の名前で提供しているだけあってさすがといった感想です。ほぼ完食しました。
気になった点としては、ビュッフェ会場で和朝食を出てくるまでに結構待つというところです。待つのは構わないのですが、その間にビュッフェ台にあるジュースやフレーバーウォーターは一切飲めないということ。和朝食を頼んだ場合はコーヒー、紅茶、ほうじ茶から選ぶことになります。また、和朝食にはデザート(甘味)が一切ないので、和朝食を注文してもジュースやフルーツ程度であればビュッフェ台から取っても良いというくらいにして欲しいなという印象でした。
オークラブルワリー
このホテルには地下にビール醸造所があります。それもかなり本格的なもので作りたてのビールを地下のオークラブルワリーで提供しています。
このホテルに決めた際にはこのお店を訪れるのが非常に楽しみでありました。
ここでまず注文したのはクラフトビール3種飲み比べ。アルス、シェーンアルト、ダイコクという名前が付いたケルシュ、アルト、スタウトの3種です。その後追加注文したのが、バンクシー展とのコラボレーションで限定販売されていたペールエール。その後はケルシュをお代わりしました。
フードについては写真に撮っていないのですが、フィッシュ&チップスとソーセージのグリルを注文。日曜の夜ということもあってか、店内も静かで雰囲気も良く良い時間を過ごすことができました。
ちなみにこちらでドリンククーポンを使用しビールを1パイント頂き、店長さんの勧めでアプリの登録を行ったことでもう一杯サービスして頂けて非常にお得にビールを飲むことができました。
ペストリーブティック
1階にはケーキや各種オークラのオリジナル食品等を取り扱っているショップがあります。
前述のオークラブルワリーにはピザ窯もあり焼きたてのピザも提供しているため、このペストリーブティックでも火入れ済みのピザが販売されています。
また、このホテルのオリジナル商品としてブルワリーで提供しているビールや、総料理長である谷内シェフオリジナルの『マサオズペペロンチーノオイル』とマサオズスパイスの2種が発売されています。
この2種はここでしか買えないものということで購入し、早速自宅でパスタに絡めて食べてみましたがそれだけでおいしいパスタに仕上がりました。
まとめ
ホテルオークラ福岡に2泊3日してみた感想としては、とても満足だったというとが一番の感想です。
細かい点で気になることはあったにせよ、ロケーションや食事のおいしさ、ホスピタリティという点では想像の上をいくようなものだったと思います。
今回は利用しませんでしたが中華料理の桃花林も東京の桃花林と同じレシピで作っているとのことでまず間違いないお店だと思いますし、ランチも2,000円から食べられるというところが魅力的です。他にも博多のお店である高玉という鮨屋も入っており食事には事足りないホテルだと思いました。
欠点としてはレストランが非常に充実しているため、美食の街である博多のお店に行かなくなるのではという点です。
何度か博多を訪れ、ラーメンやもつ鍋、鶏皮や水炊きなど一通り食べたという観光客には荷物を持たずに美味しい料理が食べられるオークラに宿泊して全て完結するというのも良いのかもしれませんね。
コメント