【ANAスカイコインで宿泊】ザ・キャピトルホテル東急宿泊記(2023年1月)

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仕事が忙しくてマイルやスカイコインが使えない!

ANAカードを使用していたり、コロナ禍前に旅行や出張で溜まっていたマイルをお持ちという方も多いと思います。

そしてマイルやスカイコインの延命措置もありましたが、その措置もいよいよ2023年3月で終わりを迎えることになりそうです。

マイルが消費できない場合はスカイコインに換えてあと1年を延長させることもできます。しかしそのスカイコインもいよいよ期限を迎えることになり、どうやって消費しようと悩んでしまいますよね。

ましてや旅行に行きたいけど仕事が忙しくて時間が取れないとか、コロナもあり旅行に行く気持ちにもなれないということもあると思います。

実際自分もどうやってスカイコインを消費しようと悩んでいたのですが、そこで見つけたのがANAの『日本を旅しよう ゆったりホテル満喫の旅』というもの。

『日本を旅しよう ゆったりホテル満喫の旅』とは?

通常スカイコインは航空券を含まないホテルの予約には使えないのですが、このプランは“航空券なし現地参加プラン”ということで、ホテルの宿泊のみでスカイコインを使用できるというもの。

日本を旅しよう|ANA
【ANA公式サイト】日本を旅しよう。ANA飛行機で行く国内旅行・ツアーのご案内。目的や特集からあなたにピッタリの国内ツアー・旅行が探せます。国内ツアー・航空券・国内航空券・ホテル・レンタカーなど情報満載のANAの旅行サイト。

ANAが厳選したホテルやバスツアーに申し込めるという企画で、航空券が伴わない旅行商品でもスカイコインを使用することができます。今回は「ゆったりホテル満喫の旅」というプランから、溜池にあるザ・キャピトルホテル東急に宿泊してきました。

同じ時期に同様のプランで予約できたのは、関東のホテルではホテル椿山荘東京、ヒルトン東京、ホテルニューオータニ(エグゼクティブハウス禅)、The Okura Tokyo、ホテルニューグランド、そして今回宿泊したザ・キャピトルホテル東急の6件。

ANA側の扱いとしては、「航空券なし現地参加型プラン」ということのようです。

ザ・キャピトルホテル東急

今回宿泊したのは2023年の1月の土日に1泊2日、2名で利用しました。

このプランには下記の特典があります。

  • 国会議事堂・皇居側のお部屋ご用意
  • おひとり様滞在中1個バナナブレッド(S)をお渡し
  • 高速インターネット利用可(無料)
  • 客室にバスローブのご用意
  • フィットネス・プール滞在中利用可
  • レイトチェックアウト 13:00(通常12:00)

方位に関してはそれによる部屋のグレード分けはされていないので実質的な特典というわけではなく、高速インターネットとバスローブ、フィットネスとプールの利用は一般の宿泊客でも利用できるので、本プランでの実質的な特典は、バナナブレッドのお土産とレイトチェックアウトといったところでしょうか。

宿泊料金に関しては、1泊2名朝食付きで¥74,600(税サ込)という金額でした。2022年秋ごろから外国人観光客も増えインバウンド需要が高まっているなかで都内のホテルの値上がりも相当なものになっている中、他の宿泊サイトを経由して予約するよりも安く宿泊できました。直前の価格は閲覧した宿泊サイトではあと10,000円程高かったです。貯まっていたスカイコインで全額支払いをしました。

客室

宿泊した部屋は一番スタンダードなデラックスキング(44.8㎡)。

眺望は上記特典に含まれている国会議事堂ビュー。こちらのホテルに宿泊するのは初めてでしたが、レイアウトは横長で窓からの景色を楽しめるデザインになっています。

入室してからはホワイエがありすぐには部屋の中が見えないように障子をモチーフとした扉で仕切られています。

そこには冷蔵庫とミニバー、ネスプレッソが設置。冷蔵庫の中には各種飲み物がセットされています。ウィスキーはオールドパー12年、グレンリベット12年、ジャックダニエルの3種類でジャパニーズウィスキーの用意は無し。冷蔵庫の中も全てラベルが正面に向けられておりきっちりと整えられている印象。

リビングエリアに入ると正面には大きな窓と、左手にはベッド、右手にはテレビと作業机。テレビは大型のものでスマートテレビであるためYouTubeを見たりすることも可能です。しかし、テレビに角度がつけられないため、ソファーからテレビを観ようとすると角度が悪く、またデスクと重なってしまいリモコンの効きも悪く正直使いづらいと感じました。

テーブルの上には缶入りのペットボトルが4本とウェルカムアメニティーとして飴が置いてあり、水も昨今の利用しづらい大き目のボトルではなく500mlの缶入りのもので一安心。ソファーもヤレやヘタリも感じられず座り心地も良好。カーテンとシェードは枕元のリモコンで操作できコンセントもしっかり用意されていました。リネンも肌触りの良いものでベッドは寝心地もとても良いものでした。

バスルームは洗い場付きの日本式のお風呂場ですがテレビは設置されていません。その代わりテレビの音をバスルームに流すことは可能です。洗面スペースはダブルではなくシングル。アメニティは“THEMAE”。これについてもボトル据付型ではなく今まで通りのもので良かったです。

最近は環境配慮とコロナ対策を逆手に、本来行うべきサービスを簡略化したりどう考えてもコストダウンしか考えていないようなことを行うホテルも多く見られますが、フォーブストラベルガイドで4つ星以上を獲得しているホテルであれば以前と変わらないサービスを展開してもらいたいというのが正直な想いです。

客室は綺麗に清掃されておりどこも清潔。チェックインの際もレセプションで待つこともなくスムーズに手続きできたのでとても好印象でした。

朝食はORIGAMIにて

朝食はオールデイダイニングのORIGAMIで頂きます。ビュッフェはコロナ禍もあってか行っておらずセットメニューからの選択となり、ライトブレックファースト、コンチネンタルブレックファースト、アメリカンブレックファースト、和朝食の4つの中から選択できます。

和朝食は日本料理「水簾」のシェフが作っているようでそちらにも魅力を感じましたが、今回はアメリカンブレックファーストを選択。卵料理はオムレツをチョイスしました。

いかにもベテランという男性スタッフと若手の女性スタッフの組み合わせで配膳やオーダーに対応していました。スタッフは全員テキパキと動いており飲み物が無くなれば別の飲み物を提案してくれたりと対応も良かったです。

気になった点としては、テーブルクロスやランチョンマットのような敷物が無いため、食器やお皿を置く毎にガチャガチャと音が出ることです。朝の慌ただしい時間ということでサービスも少し急ぎ目になっていることで、飲み物を持ってきてもらったり、次のお皿が届くたびにガチャガチャと少し気になるぐらいの音が発せられていました。本格的なテーブルクロスまでは求めませんがランチョンマットでもあれば良いのではないかと。

お味についてはさすがORIGAMIということで、どれも美味しく頂くことができました。バターはエシレバターが丸々1個付くのがとても贅沢で、パンは食べきれなかったのですが「お持ち帰りになりますか?」とご提案頂きお願いしたところ、きれいに包まれてバターとジャムもしっかり包装されて持たせていただくことができました。

まとめ

今回は時間の都合と予定の都合上、他のレストランやジムやプールの利用はできなかったため1泊して朝食を取って帰るだけの滞在になってしまいましたが、落ち着いた雰囲気のホテルでゆっくりとした時間を過ごすことができました。

動線もメインのエントランスからは宿泊者とレストラン利用者、宴会場利用者と明確に分かれているため色々な予定の人たちがごちゃごちゃになるようなこともなく、よく考えられているなという印象。

宿泊者向けの空間はレセプションまで少し歩きますが、その距離感がとても心地よく静かなスペースでチェックインを行うことができました。

また、宿泊者用のエレベーターもORIGAMIまではすぐに行けますが自動ドアが1枚あることによってレストラン利用者が宿泊者のスペースに入ってきづらくなっていることでセキュリティも守られている印象です。

今回は使用しなければならないスカイコインがあったためこちらに宿泊することにしましたが、持ち出しで¥74,600を支払うとすると少し躊躇してしまう金額だなというのが正直な感想です。ただしロケーションは電車移動であれば駅にも直結していることや、東京のど真ん中でどこにでもすぐにアクセスできることはとても魅力的です。

客室やスタッフも抜かりない印象でしたが、どの点においても“とびぬけて良い!”と思えるものはありませんでした。全て期待通りだったという印象で期待以上のものは何もなかったということです。

何度か通ったり常連になればまた印象は変わるのかもしれませんが、現時点ではリピートの可能性は少ないかなという感想。逆に言えばとびぬけて悪い印象もなくガッカリすることもなかったのでその点では良い滞在になりましたね。

こちらとオークラ、パレスホテルの3つのホテルは日系のホテルで建て替えを行ってから着実にファンを増やしているので他の2つのホテルにも滞在してみたいと思います。

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