さて、クラブインターコンチネンタルフロアに宿泊したANAインターコンチネンタル石垣リゾートのクラブフロアにて経験したサービスについて記していきたいと思います。
アフタヌーンティー(14:30~16:30)
チェックインの時間帯はちょうどラウンジではアフタヌーンティーの時間帯でした。
インターコンチネンタル東京ではプレートにてスイーツ類が提供されましたが、石垣島では3段のトレイでアフタヌーンティーが提供されました。
Pier8も3段のトレイだったので、イメージとしてはそちらに近いような雰囲気でしたね。アフタヌーン時間帯でのアルコール類の提供はありません。
紅茶を始めとするお茶のメニューは全てシンガポールのTWGの茶葉を使用したものが供されます。但し、茶葉をポットで抽出したものが出てくるわけではなく、ティーバッグで抽出したものが出てくるのでポットでの提供を期待しているとガッカリするかもしれません。
3段のアフタヌーンティーでは、紅芋を使って珊瑚をイメージしたものや、ウミガメを模したものが出てきたりと石垣島というロケーションを意識したメニューもありました。
味についてはまずまずといったところで、特別美味しいというわけでもなく、期待外れというわけでもなかったという印象でした(普段自分は甘いものを食べない)。
東京のクラブラウンジで美味しかったフラットホワイトもラインナップされていましたね。
アフタヌーンティーはチェックインの日のみの利用でしたので、毎日同じものが出ているのかは確認できませんでした。
イブニングカクテル(17:30~19:30)
カクテルタイムではアルコール類もフリーフローとなります。
シャンパンについては“マンサール カルトブランシュ ブリュット”でした。ホテルのラウンジでありがちなよく分からない美味しくないスパークリングワインではなく、ちゃんとしたシャンパンが出てきたのは良かったですね。グラスが空くとすぐにお代わりはいかがでしょうと声を掛けてくださりました。
アペタイザープレートについては2日間利用しましたがメニューが変わっており、連泊でも飽きさせないような工夫がされてありましたね。こちらでも紅芋やあぐー豚のメニューが出てきて、石垣島食を出しているように感じられました。ビュッフェ台には各種コールドカッツや野菜スティック、チーズ等も用意されており、手袋をして好きなものを取ることができました。
是非とも手にして欲しいカクテルブック
シャンパンやオリオンビール、赤白ワインも充分に取り揃えられていますが、こちらのラウンジにはカクテルブックが別に用意されています。ホテルができた日を記念して作られたレシピでのカクテルや、八重山の海の色にインスピレーションを受けたカクテルなど多くのカクテルがラインナップされています。もちろんアルコールが苦手な人には弱く作ってもらえますのでリクエストがあればしてみるのが良いでしょう。
飲んでみたのはシグネチャーカクテルの「石垣スターリーナイト」と「八重山ブルー」の2種類。カクテルブックのストーリーを見ながら味わうととても美味しいですし、八重山ブルーは目にもとても鮮やかですごくリゾートを感じさせられるフローズンカクテルでした。
アペタイザープレートもアルコール類も美味しく味わうことができました。
朝食(6:00~10:30)
クラブフロアに宿泊していると、朝食はクラブラウンジ、ベイウィングの“サルティーダ”、和食の“日本料理八重山”から選ぶことができます。
事前の情報だとサルティーダは感染対策で席数を絞っているためかなりの待ち時間もあるとのことで、今回は2日間ともクラブラウンジにて朝食を頂きました。
基本的にはビュッフェスタイルの朝食になりますが、卵料理や付け合わせ、日替わりのスイーツなどは個別に注文する形となります。日替わりのスイーツ以外は2日間ともビュッフェ台のメニューも含め変わりはなかったように思えます。
和食が食べたい人には『島の朝ごはん』というメニューがあり、ジューシーと豚汁、煮物と焼き魚が付くメニューもあります。一度この島の朝ごはんを注文しましたが、豚汁が非常においしく頼んでよかったなと思いました。
冷蔵庫にはジュースや水が冷えていますが、水に関しては“アクアパンナ”が常に冷やされていたのは嬉しかったですね。
内容については標準的といったところでしょうか。コロナ禍なのでメニューが減らされている可能性もありますので、一概には評価しづらいですがまずまずといったところでしたね。
クラブインターコンチネンタルに宿泊してみて(まとめ)
2泊3日で宿泊したインターコンチネンタル石垣リゾートのクラブフロアですが、総じて満足度は高かったなという印象でした。全てにおいて完璧なサービスとは正直程遠く、いつも何か一つ物足りないかなと思えることがしばしばありました。
自分自身がリゾートホテルにあまり宿泊した経験がないことから、サービスの基準が都内の所謂“ラグジュアリーホテル”であるため、そこと宿泊費があまり変わらないこのホテルに期待しすぎていた部分もあると思います。
ハード面では前年に開業したばかりのためどこも非常に新しく快適に過ごせましたし、ラウンジのスタッフについてはPier8、東京と同じように接客のレベルが高い印象でしたね。
色々と書きましたが、また石垣島に行くならば再度このホテルに泊まりたいかなと思えるホテルでした。
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