新型コロナウィルスの影響により1年延期となった東京オリンピックですが、無観客という形にはなりましたが無事に大過なく大会を終了できたと思います。海外の選手や記者たちも自らのSNSで様々な情報発信を行い、マスコミの報道からではなく選手たちからの直接な情報を知ることができた初めての大会ではなかったのではないでしょうか。
選手村の食堂は選手たちの胃袋を掴んでいたようですし、日本人選手の活躍も目を見張るものがありました。この世界的に厳しい状況が続いている中で無事に開催できたということは非常に意義があった大会だったと思います。
何か記念になるものが欲しい・・時計を買おうかな
普段あまりスポーツに熱くない性格でしたが、いざオリンピックが始まるとテレビや配信を常にチェックし注目競技は欠かさずに見ていました。開催まで色々ありましたがこの東京で世界最高のアスリート達が競技をしていると思うととても嬉しくなったものです。おそらく生きているうちには東京でのオリンピックはもう無いかもしれないという気になり、何か記念に残るものが欲しいと思うように。様々なグッズを見てみましたがなかなかこれといったものが無いと思ってた矢先に、東京オリンピック限定のシーマスターが発売されているのを知りました。
元々は2020本限定の5色のスピードマスターが発売されていたのは知っていましたが、白いフェイスのシーマスターが発売されていたのは知らなかったのです。それを知ったのがオメガの1分間の美しいCMでした。このCMの最後にこのモデルが出てきたというわけですね。
早速実物を見に行ってみた
この時計が気になったため早速銀座のニコラス・G・ハイエックセンターのオメガブティックに見に行ってみました。置いていた時計は最後の1本とのことで、実際に試着させてもらいラバーベルトが取り付けられることや保証のことなどを質問しました。また、この時計は限定数は決まっていないそうですが、オリンピックを司るIOCとの契約は非常に厳密であり、オリンピック期間が過ぎてからは製造できないため2020本限定のスピードマスターよりも数は少ないのではとのこと。保証は5年間でマスターコーアクシャル機構で磁気帯びにも強く、オーバーホール期間も8年程と今までよりも長くなっているとのことでした。
少し悩んではやはり買うことに
自分の悪い癖で悩んでるうちに欲しいものが販売終了になったり手に入らなかったりすることも多く、決断力のなさが裏目に出たこともあったためこの時計はすぐに買おうと決断し、日頃よく行くデパートの時計売り場に在庫の確認を行いました。幸運にも最後の1本があるということで早速取り置きをお願いし購入しました。
スペックとしては、
ムーブメント
キャリバー: オメガ 8800
コーアクシャル エスケープメント搭載の自動巻きムーブメント。METAS認定のマスター クロノメーター。
15,000ガウス以上の耐磁性能。
ケース直径:42 mm
ダイアルカラー: ホワイト
防水性能
30 気圧 (300 メートル / 1000 フィート) となっています。
価格は消費税込み660,000円です。
昨今の腕時計の価格高騰から鑑みると、300m防水でマスターコーアクシャル機構、対磁性能が高くセラミックベゼルまで搭載してこの価格は良心的だと思います。(最近の時計は高すぎる・・)
外装と付属品
東京オリンピック限定モデルということで専用の白いボックスに入っています。これは限定のスピードマスターと同じボックスのようです。開くと東京オリンピックのロゴとパートナーであるオメガのロゴが並んでいて特別感があります。他にはカードが3枚、国際保証書(ギャランティーカード)、マスタークロノメーター証明書、ピクトグラムカードです。それに分厚い保証書。箱の大きさもありなかなかの重量があります。
おまけとしてオリンピック限定のピンバッジ8個セットも頂きました。これはなかなかレアもののようで存在を知らなかったため余計にラッキーでした。
裏蓋には東京オリンピックのロゴがプリントされています。通常の腕時計であれば裏蓋のロゴが物によって向きがバラバラとなりますが、オメガの特許であるナイアードロックという機構によりロゴが常にまっすぐ向くようになっています。これは地味ながらも裏蓋に装飾がある時計なら嬉しい機構ですね。
この時計を購入する前提としてラバーブレスへ変更するつもりでしたので、次回はラバーブレスに変更したレビューを書きたいと思います。
コメント